ITO Granite Industry


最大の特徴

Characteristic

 採石前は、外圧によりそれぞれの鉱物が「ぎゅっと」詰まった状態である。しかし採石後、極わずかではあるが、石材自身膨張する。収縮率やそれぞれの鉱物間の接合度合いの違いにより、少量の隙間が生じます。さらに毛細管現象によりこの隙間に少量の水分が閉じ込められてしまいます。

 
 
 

 
 

石は熱に弱い

sensitive to heat

 花崗岩(御影石)において、70%が石英質です。石英は約600度で急激な膨張が起こり、その後崩壊します。つまり花崗岩は炎の熱には極端に弱い素材です。熱源から遠ざけましょう。


油染みがつきやすい

oil stains

 花崗岩(御影石)は様々な鉱物からできてます。そのため微小なポーラスが存在しており、そのポーラスには毛細管現象も手伝い、植物性の油や微細なゴミが沈着しやすい。よって石材表面に植物性油脂が沈着することを避け、同時にマメなお掃除をお願いします。

 

 

酸性に弱い

weak acidic

 円グラフは花崗岩に含まれる鉱物の分子である。そのほとんどが金属成分であることがわかる。そのため酸性分の水溶性により一部反応、結果的に石材表面を浸食し、ザラザラにする。さらに鉱物間の結合状態も悪化させ、剥離の原因になる。よって酸性物質から遠ざけることをお勧めします。


圧縮強度と引張強度

compressive strength and tensile strength

 計測機器の問題から、花崗岩圧縮強度2t/cm 2 となってます。 しかしもっと大きいと考えられます。その証拠に昔は都電の敷石に使われていましたし、日本橋にも花崗岩が多用されてます。
 最近では、強力な石材専用の接着剤が開発され、一般的に利用されています。となると、圧縮強度と同じくらい、石材表面の引張強度も注視しなければいけません。
 

 
  
 
 
 
  

石模様のお話

pattern

 石は様々な鉱物から構成されてます。これは石が生成される速度に由来してます。ゆっくり固まると石の粒子は大きくなり、早く固まると、石の粒子は細かくなります。主に石の柄に影響を与えます。また自然素材であるため、固まる前の粒子の対流により、色むらや、斑点のような柄が浮かび上がることもあります。


吸水率と保水率

water absorption and water retention rate

 石は様々な鉱物から構成されてます。これにより粒子間に細かなポーラス(穴)が存在し、毛細管現象も手伝い、水分を吸収する性格がある。また外気温の影響も受け、その水分がポーラス内に留まることもある。四季のある日本、夏は石材が保水し、冬には水分が氷つくことがあり、凍結による水分膨張で石材の粒子間結合に悪影響を与え、表面剥離または粒子間結合力を損なう原因になります。

耐震と免震

seismic and seismic isolation

 石は重量物であるため、一度地震が起こると、その慣性力は大きい。構造物の高さや重量にもよるが、耐震と免震の使い分け施工が重要です。耐震だけ注視すると、構造物全体の崩壊を招くこともあり、免震だけでも石の完全固定は難しいため、設置場所や構造との兼ね合いを考慮して選択する必要があります。


磨耗率

wear rate

 東京大学名誉教授 松下清夫氏は、12万人がそれぞれの材料を通行した時の摩耗量を調べた。グラフはその実験結果である。アスファルトブロックにおいては1.5mm以上摩耗したのに対し、花崗岩の摩耗量はほとんどない。それだけ優れた材料であることが一目瞭然である